シェフとマダムの雑記

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2020-09-08 (Tue) 21:33

沢登りで背戸峨廊を満喫♪

まず、「背戸峨廊」とは?

いわき市出身のかえるの詩人・草野心平の命名によるもので、夏井川渓谷の支流の一つである江田川のこと。
「背戸」は隠れたところ、「峨廊」は岸壁がそそり立つさまを表現している。
奇岩怪石と大小10以上もの滝が続き、激しい流れと瀞が変化に富んだ景色を作り出している。
また、「ふくしま緑の百景」に選ばれている。
(ふくしまの観光サイトより)


私もウン十年前にいわきに来て、一度連れて行ってもらってから、密かにこのスポットのファンでありました♪
とは言え、そうちょくちょく行く所でもなく、今回の山行が、この背戸峨廊の沢を登っていく・・・と聞いて、
楽しみ半分、ワタシに行けるんだろうか?の不安半分。
これまで行った入遠野源流、官沢~往生山、四時川渓谷は、沢の中をジャブジャブ歩くだけだったけど、
ここはそれだけじゃないよな~。。。
まぁ、ドボンはアリだろうと腹を括って(おおげさ?)、ザック内は完全防水仕様にして、行ってきました~(・∀・)/ 



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8:15 駐車場から歩き始めます。



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程なく沢に降りて行きます♪ いい感じの沢ですね~♪



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沢に沿って歩道が。ウン、昔こんな感じの歩道(=登山道)を歩いた気がする♪
が、この後は、登山道を歩く部分もあるものの、沢そのものを歩いて(登って)いくことになります。





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程なくコンクリ固めの歩道はなくなり沢床や沢壁の足場を探りながら進んでいると、前を歩いていたSさんがドボン!
ほんの少し流されましたがすぐにリカバリー。



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とはいえ、まだひざ下くらいしか濡らしていない我々初心者の面々は、内心ドキドキものだったはず!笑
後続のメンバーは同様に水面下の足掛かりを進む人と水面より上の岩場を進む人に分かれました。
私も上の岩を伝って行けそうだなと思い、上からクリア。
がしかし、このあと我々は、沢登りとはドボンも楽しめなくてはいけないのだ・・・ということに気づくことになります(笑



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8:50 ゴルジュを抜けて、広々とした河原に。



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 ほとばしるまっ白な激しい流れが現れました。この流れを右岸から左岸に移動する為、リーダーのAさんがロープを
木に回し張ってくれています。
これまでのささやかな経験で得た、ワタシの「フェルト底の沢靴への信頼」は厚いのですが、
強い流れがあるとやはりチト不安。



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Bさんが流れを渡ったところ。こんな感じでワタシも不安なくクリアしました♪



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9:05 さらに進むと、ひとつ目の滝・トッカケの滝でしょうか。



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全員滝つぼの浅瀬を滝の左岸に回り込み、さらにAさんが滝の源頭部まで登り、そこからロープを垂らしてくれ、
そのロープをビレイとして滝の流れの脇を登りました。



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最初のドボンで「今回は、皆さんに迷惑をかけそうなのでリタイアします」と言っていたSさんも、この滝は登ってみたい! 
と戻ってきて、素晴らしい登りを見せてくれました♪







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シェフも登ってきた~♪ 楽しいね~♪



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これを登りきると、バトンタッチを受けたように次の滝。こちらは滝の右岸の方が手掛かり、足掛かりがあったためか
右岸を登りました。



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上からリーダーAさんがロープを垂らし・・・・



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下でシェフがロープ末端を持ってビレイ。  そんな緊張の岩を登り切った上は・・・



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なんともまったりとした、日向ぼっこのような流れが、静かに水を運んでいます💛
沢登りは、どうやら「ツンデレ」の繰り返しのよう笑♪



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さらに気持ちのいい緑と沢音の中を進むと・・・・



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11:30 現れた三つ目の滝は、長い白髪を振り乱した骸骨のような滝姿。ソウミエルデショー?
この滝では、右岸寄りの流れの中を、下でシェフが持つロープをAさんが滝の源頭まで張り、
皆はそのロープを頼りに登っていく・・・という形でした。
この滝は登っていく部分にも水量が多く、私はその水量に弾き飛ばされるようなような気がして、
滝の脇にあったハシゴを利用しました。要するにズルですな(笑)



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梯子を使って歩いたへつり道の途中で出くわしたカエル君♪
保護色なもんで、あわや踏みつける所でした。気が付いて良かった~♪




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ハシゴでお先にこの滝の源頭部までたどり着いて、滝の方を眺めると、なんとも格好の良いゴルジュでして、
「ああ、こんなににカッコイイ谷だったんだ~💛 がんばって登ってくればよかったなぁ」と、チト後悔(^_^;)
本当に、美しいV字谷でした♪



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この滝を登り上げたところで丁度12時。このきれいな花の傍らでしばしランチ休憩。



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元気な流れに沿って、ロープ担いで歩くシェフ♪



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激しい流れをへつるNさん。






さて、ここまでも防水機能が壊れているMYカメラを濡らさぬように、ジップロック×ダブルとポーチを使い、
気を付けてきましたが、いよいよ完全に密封してザックの中に避難させなきゃならないシーンが訪れました(^_^;)
まずはリーダーのAさんが行った様子を4枚続きで。

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「お釜」とか「淵」とか呼び名は色々あるようですが・・・


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実際に後に続いていくと、沿ってゆく水の中の岩壁に手がかり、足掛かりが全くなく、泳ぐしかない(^_^;)

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決して大した距離ではないんだけど、完全着衣でザックまで背負って・・・・って初体験!!
私も意を決して「溺れたらスリング投げてね~!!」とかなんとか言いながら泳ぎ出した。





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第一印象は「水を含んだザックは重い(^_^;)」ということ(笑) いや、笑ってる場合じゃないんだけど。
まぁね、ホントに短い距離だったので全員無事ツーカしましたが、いや、いろんな意味で勉強になりました~!



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13:20 皆さん、ドボンからの無事生還にホッとした表情(笑)♪
人心地ついたところで軽くモグモグしたりして♪


ここまで、沢を渡ったり登ったりするにつけ、座学や室内練習しかしていないロープの実践を結構したので
時間もやや押し気味。ということでそろそろ帰路につきます。13:50


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沢を離れると笹のヤブコギ!



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ヤブコギの途中に、これもまた草野心平さんが命名したという「猿峨廊」に出たときはなんだかホッとしたなぁ~♪
「こんな所までは猿しか来ない」との意味でつけた名らしいけど、とってもステキな所💛
だけどやっぱり、ここが最後の美しい沢景色となりました。


このあとはやはり、笹のヤブコギ。しかも、けっうハード(^_^;)

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途中、両足をつってしまったHさんを急斜面で引き上げるレスキューの実践などもありました(笑

この後も、かつてはトロッコ道であった石組みの痕跡残る笹のヤブコギ道を黙々、モクモクと下り、
16:30頃 399号線に出ました~! ! !
はぁ~! 結構疲れた~! !
でも、とにかく沢景色は美しいし、沢歩きも滝登りも面白いし、
ロープワークは、やっぱり実践してナンボだし、とても充実した一日でした♪♪♪
ご一緒した皆さん、ありがとうござました~! !

あとは、今夏は沢登りの事故のニュースも多かったので、私のように泳ぎに自信がない人は、
腕浮き輪とか簡易ライフジャケットとかの携行も視野に入れた方がいいのかな? と感じました。

さぁて、残暑は厳しいけど秋の虫も鳴きだしてる。
山は気が早いから、もう衣替えしたくてウズウズしているはず♪
さあ皆さんはどちらへ出かけますか~(笑♪♪♪

おつきあい、ありがとうございました~♪
おわり。







































































 






















































































































































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最終更新日 : 2020-09-08

こんばんは。 * by nadeshikobuta
若ければ沢歩きの真似事をしてみたかったな^^
ああいう岩場の登り嫌いじゃなかったので。
今は見てるだけで足攣りになりそう(笑)
11:30の写真のAさんカッコいいですね(^_-)-☆
沢用のザックってあるのかしら?
中身は?スタッフバックとか濡れないようにしてるのかしら…
濡れることに抵抗はありませんでしたか?
それに泳げないとね。私金づちなんですよ(^^ゞ

nadeshikoさんへ * by うたソム
「Aさんカッコいいですね」
→そうなんです! トップのリーダーは、自分で
ビレイをとりながら登って行かなきゃならないんですよね~!
「私、失敗しないですから」じゃないとならないんだもの、技術と経験がないとダメですよね~!
沢用ザック、あるんでしょうかね~?
あると思いますけど、今回皆さん、フツーのザックだったと思います。
ザックの中に完全防水の袋を仕込んでいきました。
濡れるのは、、、流れで、躊躇している間はなかったです~(笑)
昨日たまたまテレビで沢登りを見たのですが、ガイドさんはライフジャケット着てましたよ!
あった方がいいと思います!!

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こんばんは。

若ければ沢歩きの真似事をしてみたかったな^^
ああいう岩場の登り嫌いじゃなかったので。
今は見てるだけで足攣りになりそう(笑)
11:30の写真のAさんカッコいいですね(^_-)-☆
沢用のザックってあるのかしら?
中身は?スタッフバックとか濡れないようにしてるのかしら…
濡れることに抵抗はありませんでしたか?
それに泳げないとね。私金づちなんですよ(^^ゞ
2020-09-08-22:04 * nadeshikobuta [ 編集 * 投稿 ]

うたソム nadeshikoさんへ

「Aさんカッコいいですね」
→そうなんです! トップのリーダーは、自分で
ビレイをとりながら登って行かなきゃならないんですよね~!
「私、失敗しないですから」じゃないとならないんだもの、技術と経験がないとダメですよね~!
沢用ザック、あるんでしょうかね~?
あると思いますけど、今回皆さん、フツーのザックだったと思います。
ザックの中に完全防水の袋を仕込んでいきました。
濡れるのは、、、流れで、躊躇している間はなかったです~(笑)
昨日たまたまテレビで沢登りを見たのですが、ガイドさんはライフジャケット着てましたよ!
あった方がいいと思います!!
2020-09-11-20:58 * うたソム [ 編集 * 投稿 ]