シェフとマダムの雑記

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2016-11-22 (Tue) 17:35

奥鬼怒のさらに奥、鬼怒沼へ♪



11/14.15(月火)と栃木県の高層湿原・鬼怒沼へ行ってきました。
この時期は、標高の高い山は紅葉が終わっているので、行き先が悩み所の季節。
さらに気温の乱高下が続き、この月火の天気予報も迷走中。
そんな中、二人同時に「ここはどう?」と言い出したのがこの鬼怒沼。
11月号の「山と渓谷」に紹介されていたんですね~
しかもシェフは、ずっと前に師匠のトシちゃん&sanae隊のレポを見てから
ずっと行ってみたいと思っていたと言う。じゃあ、決まりだね♪と。
天気予報も直前まで待って、月・晴れ、火・曇り&やや風となりGOサイン(^^♪

「山と高原地図・尾瀬」に見るコースタイムは
女夫淵温泉駐車場~鬼怒沼の往路4時間25分、復路3時間35分、計8時間(休憩含まず)。
朝早く動けば日帰りも可能そうだけど、せっかくの連休だから山の中に居たい。
ヤマケイも途中の奥鬼怒の温泉宿に泊まるのをお勧めしてるしなぁ~。
日光澤温泉に泊まろうか・・・
ふと地図を見ると鬼怒沼の先に避難小屋が。
(「避難小屋」という表現と「東電巡視小屋」という表現のふたつがありました)
いろいろ調べると、何とか泊まれそう♪
ここに泊まれば、鬼怒沼山あたりの散策もできるかも♪ということで
この避難小屋泊り計画としました♪

13日仕事終了後に出発。
当初の予定は女夫淵温泉駐車場まで行って車載テント泊・・・の予定でしたが
避難小屋泊となれば1日目の行動時間(小屋までの)は4時間半ほど。
ならばそんなに朝早くに出発しなくてもいいだろうし
少し手前に泊まり、明るい中紅葉を眺めながら走った方が気持ちいいだろう・・・・
ということで、湯西川の道の駅に泊まることにしました。




14日6時起床。予想通り、この辺りは少しだけ枯れは入っているものの
素晴らしい紅葉に包まれていました♪ 6.25出発。




やはり水辺の紅葉は素晴らしいですね~♪
風もなく水面は水鏡となり、幻想的でした




橋の先も♪ ホント「枯れもまた紅葉」って感じです。
やっぱり朝ここを走ってよかったね~♪なんて言いながら
 女夫淵の駐車場へと走ります。   


この辺りで、前回の山梨での自分たちと同じ轍を踏まないように
と思い出し
車を止めて「鬼怒沼」の天気予報をチェック。
すると15日の予報が「雨 強風 15m/s」に変わってる


走りながらの作戦会議。
宿泊する予定の避難小屋は、鬼怒沼とほぼ同じだろうから標高2.000m。
標高2.000m地点の風速15m/sは、チトまずいんじゃなかろうか!? しかも雨。
日帰りピストンとすればOKだろうけど、もう既に安全に日帰りできる時間じゃない。
あーでもないこーでもないと話し合った結果、
これから日光澤温泉に電話して、今夜泊まれるなら泊まる事にしようとなりました。
女夫淵の駐車場に着いてすぐに日光澤温泉に電話、宿泊OKの返事にホッ
朝食をとって、用意してきたシュラフ、マット、小屋で食べる予定だった食料一式を
ザックから出して車に残し、ぺチャンコになったザックで出発です




8.50 スタート





立派な長ーい階段。そして「熊に注意!!」の看板。やはりこの辺りも熊が多いようです




大きくて立派な橋を渡ります♪ 今回の旅を通して感じたテーマは「川と橋」。
本当に川やダムと美しい橋にたくさん出会いました♪





この辺りはほとんど落葉。これもまたいいものです




「奥鬼怒歩道」なんてソフトな表現の道とは思えないハードな感じ
山がずいぶん崩れている感じです。




落石注意の看板も多いけど、落石も多い




ここなんて、山が崩れていることに対処した道のようデス。




川の向こうの山の斜面の崩れもスゴイ。
この辺で二人は「地震か雪崩の跡みたいだね」と話して、ふと気づいたのです。
「あ、そういえばここ日光で大きな地震があったんだ」
このときは、いつ起こったは思い出せなかったのですが、
帰ってから調べると、2013年2月のことで、ここ奥鬼怒の被害も甚大だった様です。
これは雪崩の跡だったんですね。マッタクノンキナフタリデス





広々とした道。でも右手の山沿いを見ると、
かつての歩道らしきものがずっと見えています。
今はこちらを歩道としているのでしょうね。新しい杭とロープに
この歩道を復興させようという、努力がうかがえます。




沢の水音を聞きながらの歩きは気持ちいい♪




そうか、当然釣り人も多いよね♪




10.10 「八丁の湯」です。ログハウスが5.6件建っているでしょうか。
バスも停まっています。関東圏の集客力はすごいな~。ここのベンチで少し休憩♪
(パノラマ写真は右下クリックで大きくなります)

ここ奥鬼怒には4件の温泉宿があり、ここ「八丁の湯」と次に現れる「加仁湯」には
女夫淵から宿泊者専用送迎バス(専用道路)で来られます。
その先の「日光澤温泉」と「手白沢温泉」には、
女夫淵から歩いてこなくてはならないようです。





加仁湯へ向かう右側の山の斜面も痛々しい。
(この後、この斜面でお猿さん発見♪)




10.30 加仁湯に到着。
大地震の際には、雪崩で道路がふさがり、50人の宿泊者が孤立したそう。




この敷地内には、「春日野部屋合宿所」がありました。
夏には若い力士さんたちがここで合宿を張るのだそうですよ
(どなたかのブログで拝見しました)
この後、大掛かりな土木工事が行われている沢沿いを進み・・・・





10.43 この日の宿泊予定の、日光澤温泉に到着




昔ながらの建物のままの、いい雰囲気の宿ですね~♪
中に声掛けして、ピストンには不要なザックの中身をお預け。
「この時間から沼まで行くのには時間が遅い!」と怒られましたが
天気予報の急変によるスケジュール変更なので仕方ないデス
でもおっしゃる通り日暮れ時間は早くなっているのでサクサク参りましょう。。。。




10.53 この宿の赤い屋根を見下ろしながら出発。




11.30 「オロオソロシの滝」をチラリ見(^^♪




20分ほど進むと、雪がチラチラ現れました。
12時頃、持ってきたパンとコーヒーでランチ休憩し、
その後も雪の状況があまり変わらないので、持ってきたアイゼンを
木の根元の穴にデポしました。あ~、軽くなった~
(11月に入ってからの寒さで積雪があったこと、鬼怒沼山や物見山あたりの
稜線もウロウロしようと考えていたので、「軽」ではないアイゼンだったのです)





ところがどんどん雪が増えてきたよ~
 チョットソンナキモシタケド
そして、「ここの部分は下りで気を付けよう・・・」なんてチェックしながら進み・・・




13.10 出ました~~~


今日は晴れの予報なのに青空はどこ?! という空だったけど
ここに来て青空も顔を出してくれましたよ~♪




別世界の境目に立つワタシです♪
「粉砂糖をたっぷり振った鬼怒沼へようこそ~♪」と池塘群が呼んでます♪
ここでゆっくり散策するために宿泊にしたのだから、楽しみましょう





鬼怒川の水源地・鬼怒沼の説明です。フムフム。
拡大して読んでくださいね~♪ テヌキデス




けっこう雪が積もってるなぁ~。 木道は現れたり消えたり。




木道がぐるりと回されているので、二人別々の木道を進みます♪
もう少し季節が進むと真っ白い雪原になるのだろうけれど
今はまだ夏の景色を想像させる池塘や草たちの姿もあって楽しい♪




広々~~~
 
途中で3.4人の下って来る方たちとスライドしたけれど、
ここは貸し切り~~~~





次々と凍り付いた池塘が現れます♪ いったいいくつあるんだろう??




しばらく進み振り返ると(南)、日光白根山だ~♪
左の雪のついていない山は大嵐山と根名草山(トンガリの方)らしいです。




Zoom
 
すると、白根と根名草山の間に見えるのは温泉ケ岳とか金精山とかなのかな~?





そして前方(北西)に燧ケ岳が見えてきました~
こちらからのヒウッチは、少し太っちょさんかも
師匠の真冬のレポを見ると、降雪でここの標高が少し高くなり木々も雪に埋もれ
燧の右側に会津駒ヶ岳が見えるらしいデス





チョット泊まる予定だった避難小屋も覗いてみよう♪




鬼怒沼山・物見山の稜線まで行き過ぎて戻りましたが
ありました。
「鬼怒沼巡視小屋」との表札、そして「ここは東電の巡視業務を目的に建てられた
もので、登山者の方々の利用は緊急時のみ」とありました。



中は・・・こんな感じでした。



火を起こしているので、燻製器の中に入ったみたい

ベニヤ板をベンチに渡して寝床にした跡がそのままでした。
うーん、確かにここは「仕方なく滞在させてもらう」所かもしれませんね。




14.00 鬼怒沼山まで行ってみたかったけど、時間不足に付きここまで。下ります。
さて、登り途中でアイゼンをデポしてしまった我々。
「下りが滑りそう・・・」という箇所がいくつもあったので、安心のための対策を。
細引き(オレンジ色)を足の甲に2回転して縛り、さらに土踏まず寄りの箇所に
クニクニ(黒色)を巻き付けました♪
あ、「クニクニ」は私が勝手につけた名前でして
自由自在に曲がる針金にシリコンゴムがコーティングされて商品化されているもの。
Let's go




考えてみたら、関東以北最高峰の日光白根山h2.578mが
頭だけ直線で切り取られてる景色ってなんだかオモシロイかも






ついついZoom




そして振り向くと、東北最高峰の燧ケ岳h2.356m♪
ふたつのTOPに挟まれて歩いているってことね




この景色をゆっくり楽しみながら歩きます♪


後はサクサクサクサク下り、途中でアイゼンを回収して16.00に宿に帰着。
細引きとクニクニのおかげで、嫌な箇所も木道も全く滑らず下れました。
宿に入って色々説明を受けたら、本日は我々二人の貸し切り
お風呂も通常はいろいろ取り決めがあるらしいけど(男、女の時間制とか・・・)
どうぞどのお風呂でもご自由に、とのこと




お言葉に甘えて、冷えた体を温めさせていただきま~す(^^♪
ここには露天ふたつ、内湯ふたつの湯船がありました♪




そして、貸し切りの夕食(^^♪ 殿になったキブン
そして予報通り、夜は雨になりました。
食後部屋に戻り、持ち上げたワインを飲み飲みおしゃべりしてから就寝。
夜中、かなりの雨が降った模様。




15日朝。6時半に目が覚めて露天風呂へ。
昨夜たっぷりの雨が降り注いだはず・・・とは思ったけど
温泉の湯も雨水も自然が作ったもの。気にしない気にしない(^^♪
気持ちのい~い朝風呂でした♪
しかも。空、青空だし、風、ほとんどないじゃん


 どゆこと
ま、天気予報に騙されたからここのお風呂に入れた事だし、ま、いっか


この後、朝食を頂いて、支度して8.35下山開始。
日光澤温泉さん、突然の予約で、お世話になりました~♪





うーん、なんだか昨日よりいい天気みたい




こんな気持ちよく帰れるんだから、贅沢は言うまい♪
サクサク下って10.00に女夫淵の駐車場に着きました。


今回も天気予報に振り回された感じの二日間でしたが
まぁ自然相手の遊びですから仕方ないし、思いがけない道に進むのもまた楽し、
ですね


この後、残り紅葉と川と湖と橋の美しいコラボを堪能しながらゆっくり帰りました♪
ここを歩いたことで、方向音痴の私にも福島と栃木と群馬の山々の連なりが
カラダでわかったような気がしました♪
めでたし、めでたし


P.S この記事をアップした時点でのブログトップの写真は
道の駅・湯西川前の道からの風景です♪
ちょうど電車が来てくれました♪
(そのうち変わってしまうと思いますが)























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最終更新日 : 2019-08-09

No title * by hutatuyanosiki
WAO!
いいないいな~
これぞまさしく「山旅」ですね。
そしてこの宿の佇まいが何とも渋くていいですね。
しかもこんな渋い宿を貸し切り状態・・・。
何とも羨ましい限りです。
しかし、あの避難小屋はかなりワイルドですね。

このエリアは、関東圏なのに意外と訪れる人が少ないようですね。
一度行ってみたくなりましたよ!

No title * by fuf*o*ira*007
ブログトップの写真が変わってからブログアップを楽しみにしておりました。
山の温泉お宿も良いですね~!
シェフの入浴シーン!? きゃ~!(/ω\)

No title * by cor*onj*fs
> hutatuyanosikiさん この奥鬼怒の温泉は、いわゆる「秘湯」と言われている温泉のようですね。

塩原方面から入って行ったのですが、そこから先の温泉が湧いている一帯の雰囲気(湖、川、橋、今はプラス紅葉)がとてもステキで、ファンになっちゃいました♪
「奥〇〇」と呼ばれるところは、やっぱりイイですね~♪

No title * by cor*onj*fs
> fuf*o*ira*007さん トップ写真にお気づきいただきありがとうございます
お花好きのモンプルさんなら、夏の季節がいいかも♪
湿原はお花畑になるでしょうから♪
加仁湯に泊まれば、そこまでの歩き約2時間が稼げます
シェフの入浴シーン、別の写真もあったのですが・・・・

No title * by 山楽番
もう二人っきりで贅沢して~羨ましいよ~。
露天内湯も自由に二人っきりって
贅沢~!!

この季節はどこに向かおうか迷ってしまいますね。
そして最近の天気は気まぐれで困ってしまいます。

No title * by cor*onj*fs
> 山楽番さん どこに向かおうか迷う・・・・ホント、そうですよね~。
雪ならいいけど、この時期の冷たい雨に当たるのは嫌だし、稜線で冷たい強風にたたかれるのもつらいし・・・
あ、こちらは今朝初雪でしたが、そちらはもう雪景色なのでしょうか??

No title * by igaguriatama
学生時代にサークルの旅行で加仁湯温泉行きました。
もちろんバスで。
その先にこんな素敵な場所があったなんて、知る由もなく。。
露天風呂のシェフさん、見えちゃいそうですね!

No title * by cor*onj*fs
> igaguriatamaさん 今度ぜひ、Iちゃんと行ってみてください♪
湿原にお花の季節もいいですよね~♪
日光澤温泉から片道2時間くらいで鬼怒沼なので、
程よい感じかも♪♪

シェフの入浴シーン、拡大しないように!

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No title

WAO!
いいないいな~
これぞまさしく「山旅」ですね。
そしてこの宿の佇まいが何とも渋くていいですね。
しかもこんな渋い宿を貸し切り状態・・・。
何とも羨ましい限りです。
しかし、あの避難小屋はかなりワイルドですね。

このエリアは、関東圏なのに意外と訪れる人が少ないようですね。
一度行ってみたくなりましたよ!
2016-11-23-07:13 * hutatuyanosiki [ 編集 * 投稿 ]

No title

ブログトップの写真が変わってからブログアップを楽しみにしておりました。
山の温泉お宿も良いですね~!
シェフの入浴シーン!? きゃ~!(/ω\)
2016-11-23-15:59 * fuf*o*ira*007 [ 編集 * 投稿 ]

No title

> hutatuyanosikiさん この奥鬼怒の温泉は、いわゆる「秘湯」と言われている温泉のようですね。

塩原方面から入って行ったのですが、そこから先の温泉が湧いている一帯の雰囲気(湖、川、橋、今はプラス紅葉)がとてもステキで、ファンになっちゃいました♪
「奥〇〇」と呼ばれるところは、やっぱりイイですね~♪
2016-11-24-12:27 * cor*onj*fs [ 編集 * 投稿 ]

No title

> fuf*o*ira*007さん トップ写真にお気づきいただきありがとうございます
お花好きのモンプルさんなら、夏の季節がいいかも♪
湿原はお花畑になるでしょうから♪
加仁湯に泊まれば、そこまでの歩き約2時間が稼げます
シェフの入浴シーン、別の写真もあったのですが・・・・
2016-11-24-12:34 * cor*onj*fs [ 編集 * 投稿 ]

No title

もう二人っきりで贅沢して~羨ましいよ~。
露天内湯も自由に二人っきりって
贅沢~!!

この季節はどこに向かおうか迷ってしまいますね。
そして最近の天気は気まぐれで困ってしまいます。
2016-11-24-15:28 * 山楽番 [ 編集 * 投稿 ]

No title

> 山楽番さん どこに向かおうか迷う・・・・ホント、そうですよね~。
雪ならいいけど、この時期の冷たい雨に当たるのは嫌だし、稜線で冷たい強風にたたかれるのもつらいし・・・
あ、こちらは今朝初雪でしたが、そちらはもう雪景色なのでしょうか??
2016-11-24-17:12 * cor*onj*fs [ 編集 * 投稿 ]

No title

学生時代にサークルの旅行で加仁湯温泉行きました。
もちろんバスで。
その先にこんな素敵な場所があったなんて、知る由もなく。。
露天風呂のシェフさん、見えちゃいそうですね!
2016-11-24-23:03 * igaguriatama [ 編集 * 投稿 ]

No title

> igaguriatamaさん 今度ぜひ、Iちゃんと行ってみてください♪
湿原にお花の季節もいいですよね~♪
日光澤温泉から片道2時間くらいで鬼怒沼なので、
程よい感じかも♪♪

シェフの入浴シーン、拡大しないように!
2016-11-25-18:04 * cor*onj*fs [ 編集 * 投稿 ]